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Interview with Athlete
「プロ野球フレッシュオールスターゲーム」の楽しみ方講座!
「フレッシュオールスターゲーム」とは、どんな試合?
まあ、野球好きなら誰でも知っていると思うけど、プロ野球の一軍のオールスターゲームに似せた二軍のオールスターゲームのことだね。だからセ・リーグ対パ・リーグではなく、イースタン・リーグ7球団対ウエスタン・リーグ5球団の対決だね。始まった1963年は「ジュニアオールスターゲーム」と称していたけど、その後「フレッシュスターゲーム」「ジュニアオールスター」と変え、1998年から現在の「フレッシュオールスターゲーム」となったんだ。これは知らない人が多いかも。しかし、歴史は古いよね。
この「フレッシュオールスターゲーム」を経て、有名になった選手は?
そりゃあ、多士済々。その後名球界入りした大島康徳さん(中日)や現楽天監督のデーブ大久保(西武)、そうそう、イチローも鈴木一朗の時にMVPを獲得したよね。まあ、俺は入団即レギュラー、一軍の「オールスターゲーム」に出場していたから、ファームの方は出たことが無いんだけどね。ただ、これを期に一軍にお呼びがかかり、活躍する選手も多いから、選ばれた選手は、ここぞとばかりアピールするんだよね。
若手の絶好のアピールの場
選ばれた選手というのは、甲子園で活躍した選手やドラフト上位指名選手が中心だよね。当然チームの将来を背負って欲しいと球団が思っている選手ばかり。いわばスター候補軍団だね。ここで活躍すれば後半戦で一軍に呼ばれ、活躍の場を与えられるかもしれない。また、ここで打てば、抑えられれば自信になるよね。まあ、プロなんだから、目立って、賞金を獲りにいくくらいの気概をもってのぞんでほしいね。
出場予定者で注目する選手は?
今年はイースタン・リーグに多いね。楽天・安楽、西武・高橋光、日本ハム・有原の各投手。巨人・岡本選手も見たいね。ウエスタンはこれらドラフト1位選手を打ち負かす、ガッツのあるプレーを誰がするか、楽しみだね。ドラフト上位指名選手も下位指名選手もスタートしたらおなじ「プロ野球選手」だからね。
「オールスターゲーム」の思い出は?
先ほども言ったけど、俺は1年目から一軍のオールスターに出場したからね。1年目は、オールスター前に死球を受けていたにもかかわらず好調だったんだけど、ちょうどオールスター直前に軽い肉離れになった。欠場しようかどうか悩んでたけど、巨人・原、西武・石毛の新人対決、みたいに盛り上がって、出場せざるをえなかった。だから活躍は出来なかったけど、87年かな、横浜でやった試合ではMVPを獲得したよ。杉本(中日)からホームランを打ったのを憶えているよ。オールスターは「お祭り」と言われるけど、一軍でも自己アピールの場。速球投手はストレート一本で三振を狙えばいいし、ホームランバッターはフルスイングすればいい。これは、「フレッシュオールスターゲーム」でも同じだよね。
昨年、プロテストに合格したフレッシュなルーキーへの期待はいかがですか?
これはもう、プロになったら横一線です。よーいドン!でスタートして、そこから自分がどういうふうに出ていくかなんです。アマチュアですごく活躍した選手も、コツコツやってきた選手も、そして外国人選手も、プロになったら横一線です。プロの世界で、どう自分を出していくかということは、また別の能力なんです。なぜかというと、試合は一年間ありますが、一年間出場するためには、トータルマネージメントが必要なんです。まず技術がないといけない、体力もないといけない、そしてどうやって攻めて行くか、という組み合わせなんですよね。やっぱり、いち早く自分のスタイルは、こういうものだって掴んだ選手が強くなっていくと思うんですよ。だから早く自分のスタイルを掴んでいってほしい。チャンスはいつ来るかわからないので、常に目標は勝つんだということにおいてやって欲しいと思います。
ファームについて思うことは
ファームで一番大切なことは、集中して野球をやる環境だね。野球漬けの毎日でいいんだよ。誘惑の多いところだけど、遊びは二の次、三の次、技術的に未熟なんだから。プライオリティの一番は「野球」。でも、彼らは毎年100人くらいしかプロ野球には入れない、そこを潜り抜けてきた「原石」ばかり。どうにかしてそれを磨いて、輝いて欲しいね。それには、指導者の「野球理論」「技術指導」も重要なことだね。球団はこの原石が財産。これをいかに商品にするか、考えて指導してほしいし、選手は野球に取り組んで欲しい。
最後に選手に一言
ファームであろうと、選ばれた人間、スター候補生ばかりが出場するゲーム。これは、名誉なことなんだ。選手には、その気持ちを強く持って、臨んでほしいね!
石毛 宏典
Hiromichi Ishige
1956年生まれ。現役時代には、西武ライオンズ黄金時代のチームリーダーとして活躍。その後、福岡ダイエーホークスに移籍。福岡ダイエーホークス二軍監督、オリックスブルーウェーブ一軍監督を歴任したのち、日本初の独立リーグである四国アイランドリーグを創設する。現在は野球塾を開校し、塾長として子供たちに技術指導と共に野球を通して人間教育的な指導も行っている。