ミラのダイレクトパス

2010年1月5日

継がれていくもの。

2010年1月5日 投稿者:永田睦子 カテゴリ:basketball

全日本総合選手権、準々決勝。
シャンソンが負けました。

準決勝に進めなかったのは22年振りと、
記者の方から聞いた。

相手はJAL。
今季のリーグ戦での戦いぶりを見ていると、
「JALが勝つかも」と思っていたのは事実。

相手がJALだったからとか、
そういう事ではなくて

「シャンソンが今日負ける」というのは
考えられない。

シャンソンは
2冠をとる事しか考えていない、そういうチームだった。

負けるとこの世の終わりのように落ち込み、
練習に打ち込んだ。

優勝しても、うれしいのは一瞬で。
常に次の勝負へ気持ちが向いていた。

「伝統あるチーム」

そう表現される事もある。

今日、戦っていたチームは
そういった伝統を受け継いだチームか?
そう問われるとそうではない気がする。

第4P、劣勢になった時、向かっていく選手はいたか?
オフェンスでリングに向かい、
ディフェンスではボールを奪いに行ってたか?

残念ながら答えは「NO」。

誰よりも勝利に貪欲で
プライドを持ちプレーする。
かつて女王と言われたチームの伝統は、
いつから薄れていってしまったのか。

残り2分、10点差がつき
会場も「シャンソンが負けたな」という雰囲気に。

そうなっても
戦って欲しかった。
足掻いて欲しかった。

ただ、ただ、負けていく姿に
なんとも言えない感情が胸に渦巻く。
寂しさなのか虚しさなのか
うまくは言えない。

頑張ってるチーム、やる事をやっているチームが勝つ。
わかりきっている事。
そういうところではない
「プライド」や「意地」「貪欲さ」…

昨年の11月頃、
熱心なシャンソンファン「だった」人からメールが来た。
今季のシャンソンのゲームを初めて見たそのあとだ。

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「時代は変わった」
シャンソンというチームは、
そんな言葉では片付けたくないんだよね

伝統を築き上げるのは難しいけど、壊すのは簡単
自分で築き上げたのなら壊すのは勝手だけど、
歴代の先輩が汗と涙で築き上げたものを、
そんなに簡単に壊してくれるなよぉって思っちゃった

「選手は頑張ってる」
そう思いたいけど、
果たして全員が、
歴代の先輩と同じ量の汗と涙を流して今の結果なのか…

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「素人が生意気言ってごめ〜ん」
という言葉で終わっていたそのメール。

目には見えない。
だけど、いちばん大事なもの。
目に見えないだけに
継いでいくのは簡単ではない。

「シャンソンのプライド」
過去の遺物になってしまったのか?

そうじゃない、と思いたい気持ちと
そうなのかも、と思う気持ちが交差する。

人が変わっても、
時代が変わっても、残ってほしいもの。
そう思う気持ちも「シャンソンのプライド」なのかもしれません…

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