ミラのダイレクトパス

2009年1月4日

使い続けるということ。

2009年1月4日 投稿者:永田睦子 カテゴリ:basketball

オールジャパン2009

QF1日目。game1。

富士通 VS JALはリーグ戦同様、
手に汗握る接戦になった。

そんな緊迫した試合の中、
富士通#11蒲谷が3Pを決めたとき、
思わず口に出た言葉。

「蒲谷を使い続けていてよかったね。」

開幕当初、#9船引の怪我もあり、
蒲谷をPG起用されてきた。

黒星先行していた事もあり、
「やはり富士通のPGは船引じゃないと苦しい」
との声があったのも確か。

ただ、今日のゲーム、
苦しい場面でチームに活力を与えたのは
蒲谷であったり、中畑であったように思える。

もちろん、経験豊富なベテランの
#1三谷#7船引(ま)#9船引(か)#12矢野の力は大きい。

昨年メンバーチェンジで出ると、
おどおどしていた感のある蒲谷は、もういない。
チームのスタートとして
積極的にプレーしている。

まだまだディフェンスなどで甘い部分はあるが、
積極的なオフェンスで取り返す迷いのない姿、
その気概が頼もしい。

かつて私もルーキー時代、
当時リーグ5連覇を継続中だった
シャンソン化粧品で
スタートで出場していた。

2年目から代表に入り、
オリンピックも経験。

偉大な先輩たちに比べると実力もない、
技術もない。精神的にも弱い。
危なっかしい部分や、ミスも多かった。
そんな私でも、当時シャンソンの監督だった中川さんは
使い続けた。

相当な我慢をしていたと思う。

でもその経験があったからこそ
チームの中心として続けてこれたんだ、と。

今年だけではない、
次の年も、また次の年も、
主力選手が引退してもチーム力を維持するためには
必要なこと。

若手選手たちがゲームで使い続けられる中、
こういった活躍ができるまでは、
大事な場面で苦い思いをして
勝利を逃した日もあっただろう。

ルーキー時代、試合が終わるたびに
できない自分が悔しくて泣いていた。
ビデオを何回も見て、
先輩たちから助言をもらい、
チームのレベルに追いつくことだけを、考えていた。

経験をしていること。
ただプレイングタイムをもらった、ではない。
それが勝負がかかっているゲームと
勝負が決まってから出るゲームとでは雲泥の差だ。

わかりきった事、
だけど改めてその大事さを感じた。

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